ここではトランクルーム選びで重視すべき3つのポイントを紹介します。宅配サービスの有無、柔軟な対応、不用品回収サービスの有無を確認しましょう。

トランクルーム選びで外せない3つの条件

ワンクリックで頼める宅配型か?

トランクルームにはいくつかの種類がありますが、やはり最も重視すべきポイントとしては宅配型のサービスを行っているかどうかという点になります。一般的に、宅配型トランクルームはWebサイトで簡単に申し込みができるので、預け入れや取り出しの手続きはスマホで完結します。従来のトランクルームとは異なり賃貸契約を結ぶわけではないため、手続きはワンクリックで、ほとんどの場合はマイページで荷物の状況を確認できます。

宅配型のトランクルームは、自宅の押し入れやクローゼットと同じ感覚で衣類や書籍、家具、家電などを気軽に収納、しっかり保管できます。もしも家の収納を減らすことができれば、部屋に並べていた普段使いの荷物を収納できます。それまで荷物で隠れていた床や壁が見えるようになり、本来の部屋の広さを実感することができるので、とても快適です。

結婚や出産、子どもの進学などのきっかけで荷物を整理しなければならないイベントは誰にでもあることですが、それまでに何年も大切にしてきた荷物をあっさり処分できる人は少数派ではないでしょうか。新しい生活をスタートするためにも、手間いらずで簡単な宅配型トランクルームが有効です。

大きいサイズの荷物でも預けられるところか?

トランクルーム選びの際に重視すべきポイントとしては、さまざまな荷物に対して柔軟に対応しているかどうかという点です。料金を抑えたいのであれば、サイズのラインナップが豊富であることが重要です。サイズの種類が少なければ、収納したい物を入れることができなかったり、必要ではないのに大きめのサイズの料金を払うことになったりしてしまいます。これでは、希望通りの物件が見つかったとは言えません。サイズの種類が豊富であれば、必要なサイズに近いスペースを選ぶことができるので不必要な料金を払わなくて済みます。

サイズのラインナップが豊富であれば、荷物が減ったり増えたりしても、それに合わせていろいろな収納の工夫ができます。業者によってはスペースごとに長さや幅が異なる場合もあります。同じタイプのスペースでも、長方形や正方形など形の違いがあります。荷物によって最適なスペースは異なるので、業者と相談しながら自分に合った場所を選べるところを選びましょう。

不用品も回収してくれるか業者か?

最後に、トランクルーム選びで忘れてはいけないポイントが、不用品回収などのオプションサービスの有無です。テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンなどはリサイクルの対象ですので、自治体では回収できません。さらに、自動車、オートバイ、タイヤ、ピアノ、金庫といった物も引き取りはしていません。これらは、不用品の回収業者に依頼するか、自治体に相談して処分先を確認する必要があります。Webサイトを通じて自治体や受付センターに申し込み後、決められた日に不用品を持っていけば、処分にかかる手数料を免除されたり、低価格で処分することができます。

しかし、このような方法は大きな荷物を運ぶ必要があることと、日程に余裕がないと利用できません。宅配型トランクルームによっては不用品の引き取りサービスを行っているところがあります。預かり作業をお願いした業者に、そのまま不用品の引き取りと処分について相談するのが、最も手間のかからない方法です。料金は発生しますが申し込み1つで完結する便利な方法なので、このような将来的な面も考慮してトランクルーム選びをするとよいでしょう。