ここでは、トランクルームの種類について紹介しています。トランク型、コンテナ型、ミニボックス型、専用型の4つの特徴を解説しています。

4タイプから自分の都合に合わせて利用できる

トランク型、コンテナ型、ミニボックス型、専用型の4タイプ

トランクルームとは、日常的に使用しない物を収納しておくスペースのことを言います。引っ越しの際、一時的に家財や荷物を預けたり、キャンプやスキーなどの季節用品をオフシーズンに保管したりと、使い方はさまざまです。トランクルームは、トランク型、コンテナ型、ミニボックス型、専用型と大きく4種類に分類できます。

トランク型は、屋内型の収納スペースです。室内を大小のスペースに区画してレンタルします。屋内なのでセキュリティレベルが高く、管理人が常駐していることもあります。また、空調設備が整っている物件も多いのが特徴。365日24時間対応が大半です。車を利用する方は、駐車場を完備している店舗が便利です。

コンテナ型は、屋外型の収納スペースです。コンテナを倉庫として利用しており、大型タイプだと8畳以上もあるので、家財道具一式を預けるのに便利です。車をコンテナの前に横付けできると出し入れに手間がかかりません。

ミニボックス型は、屋内型の収納スペースで、宅配便や専門業者経由で送る形態を取っていることが特徴です。段ボール1箱程度の大きさから対応しており、業者により大型家具の受け入れも行っています。こちらは、トランクルーム型と併設していることが多く、安価で気軽に利用できます。

また、専用型は、貴重品、バイク、ワインなどの専用設備をもち、それらの管理に特化して収納しています。

自分で荷物を持ち運ぶならトランク型とコンテナ型

4種類のトランクルームの中で、トランク型とコンテナ型は自分で荷物を持ち運ぶタイプです。最もお金がかからず一般的な方法です。荷物の量や重さが少なかったり、運搬やトランクルーム自体を整理する時間がある方にとっては手っ取り早い方法です。

ただし、この場合、車を使用して運搬することが前提になっています。荷物を運ぶための車がない方は、レンタカーやカーシェアリングサービスを活用することになります。仮に、大型の荷物を積み込めるバンサイズの車をレンタルしても、運送会社に依頼し運んでもらうよりも、はるかに安いことが多いです。また、家族や知人に運搬を手伝ってもらえれば、荷物の量が多くても可能です。しかし、不慣れな重い荷物の運搬は、腰やひざ等を痛めるリスクがあるので注意が必要です。自分たちでは運べないような大型の荷物は、無理をせず配送業者に依頼するとよいでしょう。

24時間365日対応のトランクルームでは、自分で荷物を持ち運ぶことができる方が向いています。いつでも使える便利さと、物件数が多いので希望条件にあったところが見つかることでしょう。

業者に運搬してもらうならミニボックス型と専用型

ミニボックス型と一部の専用型は荷物を保管場所まで運んでくれるサービスをしています。配送を専門業者に依頼すると、自宅や職場からトランクルームまで運搬を代行してくれるので、面倒な手間がかかりません。荷物を運ぶ車がない方や、重い荷物や家具を運べない方、運搬作業を頼める家族や知人がいない場合、こういったサービスを活用できます。トランクルームの運営業者による運搬サービスで、業者により料金形態はそれぞれですが、送料無料や段ボールのサービスなどの特典があり、お得に利用できる場合があります。

宅配型トランクルームの特徴は、自宅や職場に訪問して集荷してくれることです。ただし、自らトランクルームへ行き搬入、搬出は収納スペース内のセキュリティレベル維持のため対応していないところがほとんどです。急な用事で荷物が必要になっても、持ち運びの即時対応できないのが難点ですが、専門家が管理・運搬してくれるので、頻繁に荷物の出し入れがない方や管理が必要な荷物を預ける方に向いているサービスです。

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